コラム

対応が難しい保護者が教員を悩ませる

教員の気苦労は一昔前に比べると格段に増しているのが現状です。とにかく生徒の扱いは慎重にならなければなりません。今やちょっとしたことでクレームが入りますし、間違いを指摘するために叱る行為も穏やかな表現による対応が求められます。穏便に済ませるためのスキルが必要ということですね。また、生徒だけでなく保護者への対応も教員の頭を悩ませます。対応が難しい保護者はモンスターペアレントなどと呼ばれ、理不尽な振る舞いが特徴的な近年増えつつある人種です。人権を強く主張する人々によって必要以上に気を使わなければならない時代となりました。もちろん優しい世界が理想ですが、間違った行為には時に厳しく指導する教員も必要ではないでしょうか。