保護者対応の基本は成長への願いを共有することです

保護者対応は近年学校側にとって注意を要する課題の一つとなってきています。いわゆるモンスターペアレントといった強い主張をする保護者が学校側が困惑する事例が増えているからです。しかしそのモンスターペアレントも最初から学校側を困らせる目的で主張しているのではありません。自分の子供のため、自分の子供がかわいいからこそ厳しい対応をしてしまうのです。

原点に立ち戻って考えてみると、子供の成長への願いがあるという点では保護者も学校も同じはずで、その点を共有することが大切だという認識があれば両者に齟齬が生じていても歩み寄ることは可能です。少しずつでも歩み寄っていけば問題の解決につながることが期待できるはずです。