保護者対応で必要不可欠な共感的に話を聞くコツ

保護者対応を正しく行うためには、まず初めにきちんと話を聞く姿勢が大切です。保護者が少しでも気になる点や疑問点がある場合、話しやすい雰囲気があるかどうか、気軽に相談したり打ち明けやすい空気や信頼関係があるかどうかで大きく状況が変化することもあります。教員の声かけや相槌一つにしても、その後の教員と保護者との関係性、保護者の学校に対する見方や考え方にまで関わってくることがあります。

相手が話したいことや何かを伝えたい様子があれば、まずは共感的に話を聞くことが欠かせません。ただ闇雲に相槌を打ったり同意するということではなく、保護者の話に耳を傾ける姿勢を持つこと、そこから内容に応じて同調したり考えや状況を説明したりすることで、対応に誠意があることが伝わるはずです。