コラム

クレーマー保護者の捉え方と対応について

クレーマー保護者はいわゆるモンスターペアレントと捉えがちですが、安易にそう決めつけるのではなく、向き合い方を考えて対応することが大切だといえます。
そもそもモンスターペアレントは児童虐待に関する用語であって、学校にクレームを入れる保護者を指す言葉ではありませんでした。
いつからか学校に無理難題を押し付けるような保護者を、クレーマー保護者の意味でモンスターペアレントと呼ぶようになります。
確かに、学校や保護者の対応を行う教員にとっては負担ばかりですし、保護者から寄せられるものが総じて無理難題に思えてもおかしくないです。
しかし、主張に耳を傾けてみれば実はおかしくなかったり、誤った対応のせいで反発を招いているケースもあるので、一方的な決めつけでなく向き合って対応を検討することが重要です。